札幌ロータリークラブは1932年に創設された歴史と伝統のある格式の高いクラブです。現在の会員数は130名以上で、地元企業の社長の皆様、全国企業の支社長・支店長の皆様、建築士・会計士・弁護士・医師など資格を有するお仕事の皆様、大学などの教育関係の皆様など、札幌の中心的な役割を担うメンバーが集まっています。創設記念の1932年(昭和7年)12月3日に豊平館で撮影されたチャーターメンバーの集合写真がこのホームページに掲載されています。初代会長の佐藤昌介男爵(元北海道帝国大学総長)を中心に23名が写っています。会長の隣には北海道帝国大学総長の南鷹次郎氏がいます。大日本麦酒(現サッポロビール)、宇都宮牧場(現雪印)、今井呉服店、帝国製麻、王子製紙、伊藤組、日の丸商店、北海道拓殖銀行など、その後の北海道経済界を牽引していくメンバーが勢揃いしています。その中で、北海道帝国大学医学部病理学第二講座の木下良順教授(私の教室の初代教授)がいることにご縁を感じています。ロータリークラブは国際組織です。国際奉仕活動の一番の目玉は全世界でのポリオウイルスの撲滅です。ポリオは1988年には125か国以上の常在国があり、推定で35万人のポリオ患者が発生していましたが、2018年には患者が33人となりました。現在、撲滅あと一歩のところまで迫っています。
札幌ロータリークラブでは、青少年育成、若手企業人交流など様々な奉仕活動が実施されていますが、その基盤にあるのはクラブの例会です。例会は重要な会員同士の交流の場であり、奉仕活動のアイディアが醸成される場です。今年度も理事、各委員長、そして全ての会員が一丸となって、国際ロータリー会長の「ロータリーマジック」の実践となるようなロータリー活動に邁進していくことができればと考えております。皆様どうぞ宜しくお願いします。
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